中村天風研究会

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中村天風研究会

・当会は、素晴らしい天風先生の教えを、皆で質疑応答しながら更に深
 く学びたいという趣旨のもとに、2011年3月に発足した「有志」の集
 まりです。お陰様で、2024年3月で満13年になりました。
・会員制ではありませんので、どなたでも、いつでも参加できます。
・勉強会と実践会を、それぞれ毎月一回、土曜日か日曜日に、「我孫子
 市けやきプラザ8階会議室」にて開催しています。
・勉強会は、2024年5月から、中村天風著「運命を拓く」を行います
・けやきプラザは、JR我孫子駅南口から徒歩1分の所です。
・実践会、勉強会終了後、「食事会・飲み会」も予定しています。
・詳細は、「活動状況」をご覧ください。
・参加費は、勉強会300円、実践会500円です。(遅参・早退ご自由)
  【連絡先】 勝又淑夫  080-1252―0308

◇<感謝>
1.このホームページは、有志の榎戸重記さんのご厚志により開設して
  頂いたものです。皆で積極的に有効活用して参りましょう。
2.リフレッシュ体操(並木会)は、勝又淑夫さん主宰の健康体操の会
  で、当会とタイアップして活動してくれている会です。




<今月の言葉A>(2024年5月)

 【人類は地球の危機を克服できるのか その1】
・現代は、我々人類の活動の痕跡が、地球の表面を覆い尽くす状況とな
 っている。
・その結果、我々は、自らが引き起こした地球の環境破壊によって、異
 常気象を生じさせ、その影響を受けて自らが苦しむ事態を招いている
・環境破壊の一番の要因は、大気中の二酸化炭素の濃度である。大気中
 の二酸化炭素の濃度は、産業革命以前は280ppmだったが、20
 16年には南極でも400ppmを超えた。しかも、その値は、今も
 増え続けている。
・環境危機によって明らかになって来たのは、まさに我々の「経済活
 動」が、我々の繁栄の基盤を切り崩しつつあるという皮肉な事実であ
 る。
・気候危機の原因の鍵を握るのは、「資本主義」である。
・なぜなら、二酸化炭素の排出量が大きく増え始めたのは、産業革命以
 降だが、その産業革命を支えたのが「資本主義」にほかならないから
 だ。資本主義は、産業革命と期を同じくして本格的に活動を始めてい
 るのだ。
・気候危機を回避するには、現状を変えるための大きな変化が必要だが
 それは、「資本主義システム」そのものを変えることである。
・特に、環境危機の増大は、「資本主義のグローバル化」によって飛躍
 的に加速した。
・そのグローバル化によって、グローバル・サウスと呼ばれる新興国は
 労働力の搾取や自然資源の収奪を受けている。つまり、資本主義の矛
 盾が、グローバル・サウスと呼ばれる国々に凝縮されているという。
・すなわち、我々日本人も含めた先進国の人々の豊かな生活は、グロー
 バル・サウスの人々に大きな負担を強いるだけでなく、その地域の環
 境を破壊することによって成り立っているということだ。
・ところが、今や皮肉なことに、その反動が気候危機として日本をはじ
 め先進国にも跳ね返って来て、大きな災害を生ぜしめるようになって
 いるのである。                (その2に続く)



                     









世話人 砥綿祥栄のプロフィール

天風先生の教えに魅了されて以来20年、有志と勉強会を始めて十数年。目下「中村天風研究会」世話人として、天風哲学の啓蒙に努めている。


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