中村天風研究会

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<今月の言葉B>(令和8年5月)

 【来日外国人の「昔の日本」見聞記 その8】
〈哲学者・ラファエル・ケーベル。21年間東大講師として西洋哲学を
 講じた〉 
・私は、この地において三つの種類の人間を見ることが出来た。一つは
 低い扁平な鼻を持った純蒙古人的な、それ自身においては決して美し
 いとは言われない、しかも私には極めて同情のできる、聡明な、快活
 な、人懐っこい、温情ある、そして同時に抜け目のない人間だ。この
 人々を私は、家人又は同居人として、常に自分の傍に置いていたいと
 思う。二つ目は、病人の世話をしたり、看病したりするのに、その親
 しみある性質と、辛抱強い事と、優しくかつ器用な手先のゆえに、ま
 さに理想的に完全なる資格を備えている日本人だ。三つ目は、日本人
 は、忘恩だ、不信だといって往々非難する者があるが、これは私が日
 本においては、経験しなかったところである。むしろ、私は、その反
 対を経験した。   (村岡正明著「日本絶賛語録」より適宜引用)


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