【来日外国人の「昔の日本」見聞記 その2】
○幕末に来日したプロシャの海軍士官・ラインホルト・ヴェルナーは、
3年ほど滞日したが日本の識字率について、次のように述べている。
1.子供の就学年齢は、おそらく7歳か8歳位と少し遅いように思われ
るが、それだけにその後ますます迅速に学習を進める。
2.日本の学校は、中国と同様私立校しかないが、中国のように男子だ
けが就学しているのとは違い、日本では女子も学んでいる。それだ
けに、民衆の学校教育は、中国よりも普及している。
3.日本では、召使女が余暇を利用して、お互いに親しい友達に手紙を
書いている。また、ボロをまとった肉体労働者でも、読み書きので
きることには驚ろかされる。
4.民衆教育について観察したところでは、読み書きが全然できない文
盲は、全体の1%に過ぎないようだ。世界のどの国を見ても、この
ように識字率の高い国はないであろう。
(村岡正明著「日本絶賛語録」より適宜引用)