コンクリートの打設と養生
■そもそも「打設」って何?
液状のコンクリートを型枠の中に入れる作業を「打設(だせつ)」といいます。
鉄筋コンクリートは、鉄筋とコンクリートが密着して初めて強く働くので、ただ流すのではなく、所定の位置に打ち込んで、すき間なく詰めることが大切です。
■コンクリート打設の要点(超重要ポイント)
●「横流し」はしない
コンクリートを遠くまで横に流すと、材料が分離しやすく、品質が落ちます。
特に壁などは柱をまたいで横流ししないようにします。
●打設に使える、時間がある
練り混ぜ開始から打込み完了までの目安は次のとおりです。
・外気温25℃以下:120分以内
・外気温25℃超:90分以内
(温度を下げる・凝結を遅らせる等の対策をするなら、承諾のうえで変更可)
●雨・雪・低温のときは、養生できないなら打たない
品質に悪影響が出そうな降雨・降雪が予想される場合や、打込み中にコンクリート温度が2℃を下回るおそれがある場合は、適切な養生を行う。
それができないなら、打設しない。
●きちんと締め固める(ジャンカ・空隙をなくす)
バイブレータ等で、隅々までコンクリートを充填して密実にします。
バイブレータは垂直に挿入し、挿入間隔は60cm以下など、基本を守ります。
●天端(表面)はタンピング等で、沈みクラックを防ぐ
打設後、荒均し→凝結前にタンパー等で叩き締めて平らにし、ひび割れを抑えます。