要注意な地盤
■こんな地盤に注意(代表例5つ)
① 造成地(切土と盛土が混在している地盤)
造成地では、山を削った「切土」と、土を盛った「盛土」が混ざっていることがあります。
この場合、盛土側の地盤が沈みやすく、不同沈下の原因になります。
●起きやすいこと(現象)
・盛土部分だけ沈下量が大きくなり、不同沈下が起きやすい
・切土と盛土で揺れ方が違い、特に盛土側が大きく揺れやすい
・雨水がしみ込むと、盛土が滑りやすくなる
●対策
・盛土部分を地盤改良(表層改良など)する
・盛土部分に杭を打つ
・基礎や地中梁を強くして不同沈下を抑える(剛性アップ)
② 水田・湿地の上に盛土した造成地(沈下が進行中の地盤)
もともと水田や湿地だった場所は、地盤がやわらかいことが多いです。
特に、造成されてから30年未満の埋立地などは、まだ沈下が続いている可能性があります。
●起きやすいこと(現象)
・地盤が時間をかけて沈む「圧密沈下」が大きくなる
・引き込み配管(上下水道など)が壊れるおそれがある
・建物の重さの偏りがあると不同沈下が起きやすい
●対策
・基礎、地中梁を強くする
・杭や柱状改良で良い地盤に支持させる
・軟弱層が薄いなら表層改良を行う