JAS制度~もくネットちば 概要
● JAS制度とは
JAS制度は「木材の品質を国が定めたルールで保証する仕組み」です。
国に登録された機関が工場をチェックして認められると、その製品は JASマーク をつけて出荷できます。
乾燥具合や寸法、強度が一定の基準で保証されているので、建築設計で行う構造計算に直接使える数値(基準強度)が決まっています。
● 2025年4月からの建築基準法改正
木造建築のルールが厳しくなります。
・延べ床面積 300㎡超の建物は必ず構造計算が必要
・木材の品質確認が必要な建物の範囲が広がる
・JAS材なら柱の太さを少し細くしてもよいという特例ができる
つまり、今後は 「JAS材を使った方が有利」 になる方向です。