NSJ住宅性能研究所

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2025年4月 建築基準法改正 ~見直し内容にフォーカス~③

小規模な伝統的木造建築物に関する構造計算の特例(令和7年4月1日施行)

これまで、小さな木造の建物は、特別な構造計算をしなくても、「仕様規定(=決められたルール)」を守っていれば、安全性が確保されるとされていました。

しかし、伝統的な工法(例:土壁や貫など)を使う場合、一部のルールを守ることが難しくなります。

そこでこれまでは、高度な構造計算を行い、建物の安全性を証明する必要がありました。

構造計算をするだけでなく、建築確認のときにその構造計算を審査され、「構造計算適合性判定」という別のチェックも必要になるなど、手続きがとても複雑でした。



そこで今回の法改正では、次のような特例が設けられました。

小さな伝統的木造建築物であっても、

・構造設計一級建築士が構造の設計または規定のチェックを行う
・構造計算適合性判定資格者が建築確認の審査する

とした場合、「構造計算適合性判定」の手続きは省略できるようになりました。

つまり、信頼性の高い専門家が関わることで、これまで二重で必要だった手続きの一部が不要になり、確認がスムーズになるという内容です。



次回は、検査・審査省略等の見直し内容について、お話します。

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