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耐力壁両端柱の柱頭・柱脚の接合方法を選択します。 最も簡単な選択は、平12年建告第1460号第2号に定められた仕様を使用する方法です。 ただし、この方法は1・2階の階高がともに3.2m以下の場合のみ利用できます。
耐力壁が水平力を受けて変形した場合に起こる破壊(※接合部に引き抜き力が働くことにより発生する)は、 ・柱頭・柱脚部に起こる破壊 ・筋かい端部に起こる破壊 の2つがあります。 接合方法は、 ①耐力壁の壁倍率 ②平屋、または、最上階にある柱か、それ以外の階の柱か ③出隅の柱か、それ以外の柱か
柱の柱頭・柱脚の接合方法は、 ・軸組(耐力壁)の種類(例えば、筋かいや下地など) ・柱の位置 (例えば、平屋または最上階かそれ以外かや出隅かそれ以外かなど) を確認して選びます。 柱頭と柱脚には同じ金物を使用します。
次回は、(2)N値計算法による選択(階高を問わない場合)について、詳しくお話します。
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