NSJ住宅性能研究所

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2025年4月 建築基準法改正 木造軸組構法住宅の構造検討シリーズ1

壁量計算などで対応できる対象

2025年4月 建築基準法改正 木造軸組構法住宅の構造検討(壁量計算などで対応できる対象)は、

・階数2以下
・延べ床面積300㎡以下
・最高高さ16m以下

となります。


上記の対象についてもう少し詳しくご説明すると、

①許容応力度計算などの構造計算は行わなくてよい
(つまり、階数3以上、延べ床面積300㎡より大きい、最高高さ16mより高い、建物は許容応力度計算以上の構造計算が必要になるということ)

②壁量計算などの簡易な計算と仕様のルールで構造安全性を確認することができる

③建築基準法6条にて第2号建築物または、第3号建築物に分類される
(第3号建築物は平屋建てで200㎡以下の建物、確認申請の審査を簡略化することが認められている)


※1.すべての建物で、「構造安全性のチェック」は建築士が行う必要があります
※2.枠組壁工法や木質接着パネル工法の住宅には、それらを対象とした告示のルールが別途定められています

ということです。



次回は、木造軸組構法住宅の仕様規定での安全性の確認に対する、「4つの計算」と「7つの仕様規定」について、ご説明します。

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