筋かいと面材
■筋かいと面材の耐力壁、本当に同じように評価してよいのか?
木造住宅の耐力壁として、よく使われるのが筋かいと面材(構造用合板など)です。
どちらも地震や風に抵抗する大切な要素ですが、実は、同じような(性質の)強さとは言い切れません。
一般的な筋かい(45×90mm以上)は、壁量計算では壁倍率2倍として扱われています。
そのため、設計上は一定の強さを持つ壁として広く使われています。
ところが、実験結果を見ると、筋かいは計算上の評価ほど性能が出ていないのではないかと指摘されることがあります。
その大きな理由の一つが、靭性(じんせい)の違いです。
靭性とは、簡単にいえば、壊れるまでどれだけ粘れるかという性質のことです。
建物の安全性を考えるうえでは、ただ強いだけでなく、壊れる直前まで急激に性能が落ちないことも重要になります。