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建築基準法施行令38条に関連する具体的な基準は、2000年建設省告示1347号に定められています。 現在の木造住宅では、ベタ基礎が採用されることが多く、その仕様はこの告示の第1の3に示されています。 ベタ基礎で特に大切なのは、基礎全体を一体の鉄筋コンクリート造にすることです。 これは、建物の重さや地震の力を基礎全体で受け止め、地盤にしっかり伝えるためです。 ただし、一般的な鉄筋コンクリート造の建物では、主要な鉄筋を二重に入れる「複筋」が求められることがありますが、木造住宅の基礎は、そこまで高い仕様になっていないこともあります。
また、基礎の立ち上がり部分の厚さは12cm以上とされています。 しかし、この厚さだと、地面に接する部分で鉄筋を十分にコンクリートで包む厚さ(かぶり厚さ)が不足しやすいという問題があります。 そのため、最近では、より安全性や耐久性を考えて、15cm程度の厚さにする例が増えています。 基礎は、一度完成すると後から直すのがとても大変です。 特に耐震改修で基礎を補強する工事は難しいため、最初から性能の高い基礎にしておくことが、住宅を長く安全に使ううえで重要だといえます。 なお、構造計算を行って安全性を確認すれば、これらの細かな仕様規定をそのまま使わなくてもよい場合があります。 その計算方法については、2000年建設省告示1347号第2に示されています。
次回は、土台・基礎(※仕様規定補足)について、お話します。
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