風圧力算定★
■風圧力って何?
風圧力(ふうあつりょく)とは、風が建物を押したり引いたりする力のことです。
木造住宅では、地震だけでなく、この風の力も安全設計でとても重要です。
風圧力は、基本的に次の考え方で求めます。
・風そのものの強さ(速度圧 q)
・建物の形による受けやすさ(風力係数 Cf)
・風を受ける面積
つまり、
「強い風」×「受けやすい形」×「大きい面積」=大きな風圧力
になります。
■風力係数(Cf)とは?
風力係数は、建物の壁や屋根がどれくらい風を受けるかを表す数字です。
これは、次の差で考えます。
・外圧係数(Cpe):外側から受ける風の影響
・内圧係数(Cpi):建物の中から押し返す(または引く)影響
つまり、
Cf = Cpe - Cpi
●ポイント
・建物が閉鎖型(普通の住宅のように外壁・窓で囲われている)
・開放型(大きく開いている倉庫など)
によって、係数が変わります。
また、閉鎖型の住宅では、内圧係数 Cpi は 0 または -0.2 を使うことがありますが、建物全体の水平力としては結果が同じになる場合があるため、実務では簡略化して 0 を使うプログラムもあります。