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■接合部(つなぎ目)とは何か 構造計算では、木材同士をつなぐ「接合部(つなぎ目)」についても、この建物ではどのやり方(仕様)を使うのかを先に決めて、計算書の中で、これを使いますと宣言しておく必要があります。 ■接合部にはどんな種類がある? 接合部には、たとえば次のようなものがあります。 ・柱頭柱脚接合部: 柱の上(柱頭)や下(柱脚)で、梁や土台・基礎とつながる部分 ・梁端部の仕口/梁の中間の継ぎ手: 梁の端の組み方(仕口)や、梁を途中でつなぐ部分(継ぎ手) ・筋かい端部の接合部: 筋かい(斜め材)の端を柱や梁に固定する部分
■接合部の強さはどう扱う? 接合部には、引っ張られたときにどれだけ耐えられるか(=許容引張耐力)など、設計で使う強さの値があります。 代表的なものとして、柱頭柱脚の接合部や横架材(梁など)の接合部の例が表でまとまっています。 接合方法ごとに短期許容引張耐力(kN)が並んでおり、概ね 7.5~15.9kN などの値が示されています(接合方法の違いで値が変わる、という見方が重要です) ■金物メーカーの製品はどう考える? 表に載っているもの以外にも、金物メーカー各社が独自の接合金物を開発しています。 現場での調達や施工のしやすさを考えて、できるだけ1社のメーカーで金物をそろえるケースが多いです。 ただし、柱頭柱脚のように特に重要な場所では、必要な性能を満たすために、引張耐力が大きい金物(例:ホールダウン等)を追加して使うこともあります。 また、メーカー独自の金物は、一般的に性能評価機関が許容耐力まで確認した「評価書」が用意されていることが多く、構造計算ではその評価書の数値を根拠として使える場合があります。
次回は、水平構面の許容耐力について、お話します。
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