材料の許容応力度★
■許容応力度って何?
部材(木材やコンクリートなど)に力がかかったとき、安全のために、ここまでなら使ってよいと決める上限値が「許容応力度」です。
木材の許容応力度は、建築基準法施行令89条で考え方が示されています。
■木材の基本:基準強度 → 許容応力度への換算
木材には「基準強度」(材料として本来もつ強さの基準)があり、そこから安全側に割り引いて許容応力度を決めます。
木材の許容応力度の基本関係は次のように整理されています。
・長期許容応力度(長い期間ずっとかかる力:自重・固定荷重など)
長期=基準強度 × 1.1 / 3
・短期許容応力度(短い時間だけ強くかかる力:地震・強風など)
短期=基準強度 × 2 / 3
この、長期は小さく、短期は大きくできるという考え方は、荷重がかかる時間が短いほど材料は強く耐えやすい、という性質(※マジソンカーブの考え方)をもとにしています。