NSJ住宅性能研究所

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許容応力度計算(木造住宅)シリーズ19

集成材

集成材は、木材がもともと持っている弱点(ばらつき、節、乾燥不足など)をできるだけ減らすように、薄い板(ラミナ)を選別して接着し、作り直した材料です。

ラミナの段階で十分に乾燥させ、節などの欠点が大きい部分は取り除いたうえで組み立てます。

こうすることで、自然木材よりも品質が安定しやすい材料になります。


さらに、梁(横架材)として使う集成材は、力のかかり方に合わせて材料を配置します。

梁は曲げを受けると上下の端(表面側)ほど応力度が大きくなります。

そこで集成材では、応力度が大きい上下端に強度の高いラミナを配置し、応力度が比較的小さい中央部には、相対的に強度の低いラミナを配置します。

つまり、必要なところに強い材を使うことで、材料をムダなく使える合理的な作り方になっています。

JAS認定の集成材は、曲げ破壊試験などの実験データが多く蓄積されていて、強度と壊れ方の関係が整理されています。

だからこそ、設計ではそのデータに基づいて許容応力度を設定でき、許容応力度計算に使える材料になっています。



次回は、許容応力度計算とはについて、お話します。

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