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木造建築で使う材料には、柱や梁に使う木材(製材などの木質系材料)と、金物やコンクリートなどの木以外の材料があります。 このうち木質系材料は、一本一本で強さや硬さが違いやすいと言われています。 なぜなら、木は自然の材料で、年輪・節(ふし)・含水率などがそれぞれ違うからです。 ただし、最近はばらつきが小さくなるように工夫して作られた木材も多いです。
たとえば、 ・集成材: 小さな板を選別して貼り合わせ、性質を安定させた材料 ・構造用合板: 薄い板を繊維方向を変えて重ね、性能が安定するようにした材料 こうした、工場で性能を整えた木材は、エンジニアードウッド(エンジニアリングウッド)と呼ばれます。 そして構造計算(強さを数値で確かめる設計)では、基本的に、「強度のばらつきが小さい=性能が読みやすい」材料を使うのが原則になります。 理由はシンプルで、計算が、平均的な木を前提にしてしまうと、弱い個体が混ざったときに安全性が読み違いになりやすいからです。
次回は、無等級材の問題点について、お話します。
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