10月23日(木)に社友会・クリエイティブ倶楽部のメンバー12名と大河ドラマべらぼう所縁の歴史ある「奥浅草・吉原」の地を訪ねる街歩きを楽しんできました。当日は天候にも恵まれ、途中休憩を挟みながら約3時間の街歩きでした。
巡ったコース
東武浅草駅をスタートし→べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館→墨田公園・平成中村座発祥地→池波正太郎生誕地→待乳山聖天→山谷堀公園→正法寺(蔦屋重三郎の墓碑)→見返り柳→五十間道と耕書堂跡→吉原大門跡→お歯黒どぶ跡→江戸吉原耕書堂(ドラマに合わせ設置)→吉原神社・九郎助稲荷→浅草寺・山東京伝机塚の碑→二天門付近・寛政三美人「難波屋おきた」店の跡→東武浅草駅(終点)です。
隅田公園では、浅草と関係の深い歌舞伎小屋と縁のある、先代中村勘三郎が立ち上げた平成中村座発祥の地碑を訪ね、歌舞伎の世界に思いを馳ました。次に、山谷堀公園の近くにある蔦屋重三郎の墓碑がある「誠向山 正法寺」を訪ねました。正法寺には平日にも関わらず、多くの参拝客が訪れていました。
吉原の入口にある、吉原で遊んだ客が名残を惜しんだ「見返り柳」を見て、曲がりくねった五十間道を歩き大門の手前にあった蔦屋重三郎の「耕書道」の店の場所を確認。また、遊郭を囲んでいた「お歯黒どぶ」の跡を歩き、「仲の町」などを巡り、吉原で最後に訪れた吉原神社は、昔、吉原の四隅の場所に祭られていた稲荷社が合祀されて現在の吉原神社になっており、その中で遊女に一番人気のあったのが、ドラマにもでてくる九郎助稲荷との事です。
その後、浅草寺裏にある「山東京伝机塚の碑」を訪れ、最後に浅草寺二天門付近にある喜多川歌麿が描き有名になった「寛政三美人」の一人「難波屋おきた」店の跡
を確認し、浅草駅に戻り、散策を終了しました。
蔦屋重三郎が青年時代を過ごした、奥浅草・吉原を訪れ、参加者の方々からはドラマを思い出しながら楽しく街歩きができた。浅草は何度も来ているが、知らなかった場所も多く、面白かったなどの感想を頂き、参加者の皆さんと楽しい一日を過ごすことができました。
終了後、有志で吾妻橋のアサヒビール本社にあるビアホールで一息いれ、短時間の懇親会を楽しみました。