マイホーム購入において、地震、水害対策への意識が高まっています。
家を建てる際に地震に強い土地を選ぶことも重要です。
家族みんなが安心して過ごせるように、土地選びのポイントを押さえておきましょう。
今回は地震に強い土地の特徴やえらびかたを解説します。土地購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
地盤が弱いと地震が起きたときにそれだけ揺れやすくなるため、家にかかる負担は大きくなり、住宅被害も大きくなりがちです。
また、地盤がやわらかく弱い土地には、大規模地震が起こった際、沈下や液状化といった被害が出る危険性があります。どんなに耐震性が高い家を建てたとしても、土地自体が脆弱では意味がありません。地震に強い家を建てるには、土地選びも重要です。
地震や津波、台風、竜巻といった自然災害に強く、安心して暮らせる土地は資産としての評価も高くなり、将来的な資産価値が下がりにくい傾向があります。将来土地の売却を検討している場合は、地盤の強さや自然災害に強いかどうかも確認しておくと良いでしょう。
***地震に強い土地選びのポイント***
1.ハザードマップでチェックする
国土交通省や防災科学技術研究所が提供しているツールを活用すれば、オンライン上から地盤・地震・災害の危険度をチェックすることができます。
2.地震の危険度
地震の危険度を調べるため、まずは地震が起きやすい地域をチェックしましょう。
防災科学技術研究所が提供する『J-SHISマップ』では、全国各地の地震動予測を知ることができます。
主要活断層帯や海溝型地震震源断層など分かりやすく色付けされて表示されるため、地震発生のリスクを考えた土地選びの参考になります。
また、地域によって地震が発生したときの揺れやすさは地盤の強さによって変わります。
土地の強固さや特徴は以下のサイトでチェックできます。住所や地域名を入力し、その地域の揺れやすさの目安を確認することができます。
3.液状化の危険度
液状化現象とは、簡単に説明すると地震が発生した際に地盤が液体状になる現象のことです。液状化すると、建物重量が軽く基礎が浅い木造住宅は、傾斜や沈下などの被害を受ける可能性があります。
液状化現象発生リスクが高いと言われている地域は以下の通りですが、地震が発生したからといって必ず液状化現象が発生するとは限りません。
• 海岸
• 砂丘地帯
• 埋立地
• 河川跡
不動産購入時の重要事項説明において、土砂災害や津波の警戒地域かどうかの説明義務がありますが、「液状化のリスク」について説明義務はありませんので、液状化のリスクの有無は自分で調べなければ分からないため、購入前のハザードマップや土地の成り立ち、地形による事前調査が重要になります。
地盤ネットが提供する『地盤安心マップ』では、自治体液状化ハザードマップを利用することができるため、液状化しやすい場所を確認することができます。
注意が必要な土地を購入した場合は、地盤調査、地盤改良を検討すると良いでしょう。
***その他の災害リスク***
日本で起こる災害は地震だけではありません。国土交通省が提供している『ハザードマップポータルサイト』を活用すれば、どんな災害リスクが潜んでいるのか調べることができます。
***土地の歴史を確認する***
購入予定の土地の過去の航空写真を確認すると、過去にその土地がどのような状態だったかが分かります。
例えば、以下のようなことを確認すると良いでしょう。
• 川や沼ではないか
• 田んぼや畑ではないか
• 山ではないか
川や沼は埋め立てて、道路に変わっている場合があります。また田んぼや畑は盛土で宅地となっている場合も考えられますし、山は切土により平らにされ造成された可能性もあります。
土地を購入して住んでしまってから地震や災害の危険度が高いことを知っても、あと戻りができません。利便性を優先して土地を購入される方が多いですが、防災意識をもって、その土地にどのような災害リスクがあり、どのような対応ができるのか(地盤改良や地震保険)を知っておくことが大切です。