「知多半島の生いたち」について自然条件を根本に置いた視点で解き明かす!
(平成29年 春)終了
己の住まいする故郷の生いたちをより深く
詳しく知りたいと思っていらっしゃる皆様へ !
郷土史研究団体「知多半島文化村」顧問 河 合 克 己
私は義務教育学校の社会科専攻の教師として三十八年間、知多地方の小中学校で児童生徒の指導にあたり、定年退職後七年間は日本福祉大学の非常勤講師や半田市立成岩幼稚園長として教育の道一筋に歩いてまいりました。
現在は半田市文化財専門委員会委員長、あいち観光ボランティアガイドの会会長、半田市観光ボランティアガイド協会会長等、故郷の周知に努める活動を展開しています。
さて、私が郷土学習の道にのめり込んきっかけは次のような出来事によるものです。あれは確か小学校三年生の担任として社会科「半田市の姿」の授業を終えたときのことでした。一人のやんちゃ坊主が突然、目を輝かせながら教卓へ近づいて来てこんな事を言ったのです。
「先生、俺の住んどる半田と言うところはそんなに凄いところだったのか!」
一瞬驚きましたが、その子を抱きしめたくなるほど嬉しくなりました。彼は郷土学習によって自分の住む処の素晴らしさに気づいたのです。これはとりもなおさず「故郷を愛する気持ち」の芽生えでもあったのでした。
この出来事以来、私は住民の皆様に「己が住んでいる郷土をよく知って頂く活動」をすることが自分の務めだと心に誓いました。現在の諸活動の濫觴はここにあるのです。
さて前置きが長くなりましたが、そんなわたしの郷土を周知しようとする活動の後押しをして下さる団体が立ち上がりました。名付けて「知多半島文化村」と言います。
高齢者の仲間入りをして既に久しい私の郷土学習講座を聞きたいと思って下さる皆様のご期待に添うべく左記のような講座が計画されています。宜しければ是非ご参集頂き、故郷の素晴らしさを体感して戴きたいと考えて拙い一文を草しました。
記
一、講座名 郷土史講座「知多半島の歩み」
「知多半島の生いたち」について自然条件を根本に置いた視点で解き明かします。
二、開催日 昼の部=第二・四月曜日 午後一時三十分~三時三十分
夜の部=第一・三水曜日 午後七時~九時(昼夜の学習内容は同じ)
三、会 場 雁宿ホール(半田市福祉文化会館)(部屋は館内の案内板参照)
四、備 考
・前期は四月から九月迄、後期は十月から三月迄のそれぞれ十回講座です。
・受講料は三千円(一回三百円の勘定)と教材費五百円(計三千五百円)
・講座十回の中で一回はバスによる現地研修(知多半島内及び県内各地)。
・平成二十九年四月からは「古代の知多半島(平安時代辺り)」を講じます。
五、入会希望の方
直接、講座開催日に開催場所へ来て下さるか、事務局長の山中薫(090 3934 0206)へご連絡下さい。河合克己へご連絡下さっても結構です。
以 上