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プロフィール写真撮影 当日までの準備 【 美容編 】

化粧品広告撮影では「昨日はエステに行ってお手入れしてきたの」「髪をカラーリングしたばかり」などと言って現場に入られる女優さんがいらっしゃいました。もちろん何も言わなくても、お肌や髪を一目見れば、丁寧にお手入れされていることはよくわかりました。

「プロではないから」と手を抜かず、撮影までの間にビューティーケアを頑張られる女性起業家さんもたくさんいらっしゃいます。そんなあなたの参考になれば幸いです。

肌のお手入れ


エステに行くのは、前々日もしくは前日の早めの時間がおすすめです。いつもは何事もないコースでも、手厚いお手入れに肌がついてこられないことがあります。万が一の肌トラブルも、ある程度時間があれば落ち着くものですから、前日夕方や当日は避けた方が無難なのです。

特にシェービング・ピーリングのあるコースは、前日はひかえた方がよいとされています。ご自宅でのお手入れも同様です。

普段使いの化粧品を変えるのも、ほんの少し慎重に。撮影の有無にかかわらず、使ってすぐに赤みやかゆみを生じるものは、すぐに使用を中止してください。

気を付けたいのが、1週間ぐらいで感じる「なんとなく肌荒れする、吹き出物が出る」といった相性のよくない化粧品。肌当たりや浸透感がよいものは使い続けたくなりますが、「変えてからなんとなく赤みが増した、吹き出物ができた」という場合は潔く前の物に戻る方が安心です。
お肌との相性がよいのであれば、現在使用中の化粧品で丁寧にお手入れすることが美肌への近道となるでしょう。

また、当日の朝に保湿パックをする場合は、慣れたものを使ってください。お土産でもらったご当地パックや、記念に買って保存しておいた高額マスクなどは、前々日までに楽しみましょう。

ヘアケア、スタイリング


エステと違ってこちらは当日でもOKです。

特にスタイリングに関しては、現場のヘアメイクさんより「かかりつけ美容師さん」の方が上手に仕上げてくれる可能性が高いです。「このあと撮影」といえば、心強いアドバイスもしてくれるかもしれません。

現場にいる「ヘアメイクさん」が理容師の資格まで持っているヘアのプロであるとは限りません。厳密にいうと「ヘアアーティスト」と「メイクアップアーティスト」は別の職業です。理容師の資格がないと、前髪を少しだけカットする・眉カットを行うなどハサミを使う技術を提供するのは違反行為となります。

ヘアスタイリングにこだわりたい方は、当日朝のヘアサロンでばっちり仕上げて現場に入りましょう。それで嫌な顔をするヘアメイクさんはおそらくいませんのでご安心ください。

凝ったアップヘアの場合は着替えで崩れてしまうことがあるので、衣装は着ておく、もしくは着脱の楽ワンピースなどを着ておくとよいでしょう。

また、カラーリングとパーマは、別の日に行うのが普通です。どちらもしたい方は、ヘアサロンと相談してビューティ計画を立てるのがおすすめです。

ネイル&ハンド


カメラの前に立つと「手はどうしたらいいですか?」と聞かれる方が、非常に多いです。

これについてはもちろん的確なアドバイスがなされるので大丈夫なのですが、その時になって急に「手元も写るかな」と気になるものです。

普通に整えてあれば、まず問題はありません。手荒れが気になる場合は、ハンドクリームをこまめに塗ったり、就寝時にたっぷり保湿したあと手袋をするのも効果的です。

爪はサロンで整えられればパーフェクトですが、100均の爪磨きでも驚くほどツヤツヤに仕上げることができます。男女問わず、ツヤのある爪はヘルシーな印象を与えます。

注意したいのは、爪切りを使用して長さを変える場合。キレイに切りそろえ、やすりもかけるとなると、意外に時間のかかる作業ですので、前日までに自宅で済ませておきましょう。

ただし、ビューティの観点から言うと、爪切りよりもやすりで長さを調節する方が、爪への負担が少ないのでおすすめです。もう何年も爪切りは使用していない、という美容関係者も珍しくはありません。


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